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ペンドラゴンの思索

市井の哲学、生きることは考えること

ペットの老後 犬と人間と老いと死

僕は実家暮らしをしています。

暫くの間、5日程度、家には僕しかいないので

1階の居間に自分のノートパソコンとテレビのレコーダーを持ってきて

パソコンと録画したテレビを見れるようにしました。

 

犬がいるのですが、歳をとって階段が上れないので

(正確には登れるけど、すべって落ちたことにより、降りるのが怖くなった)

1階で様子を見れるようにすることにしました。

 

皮膚病の手術したばかりなので、様子見が必要なのと

ここ2、3日、いつもの散歩の時間とは別に

散歩に行きたいと泣き叫ぶようになったので心配になっています。

これが一時的なものならいいのですが。

 

犬が老いていくのを見るのは辛いです。

人間なら言葉が交わせますが、犬は分かりません。

もちろん、人間でも意思の疎通ができなくなる場合もあります。

今朝、はてなブログで老犬の介護をしている人のブログを見ましたが

読んでいて泣けてきました。

言葉の綾ではなく、本当にポロポロと涙を流してしまいました。

まだ、健康なのに!

 

今の犬を愛していますが

今後、ペットを飼うことはないと思います。

買うなら金魚ぐらいでしょうか。

介護が必要な類のペットは、荷が重すぎます。

まだ、うちの犬は介護は必要ではありませんが

覚悟しておかなければなりません。

13歳になる柴犬。

 

目ヤニが出て来たり、階段から滑り落ちたり(怪我はなかったので良かったです)

皮膚病になったり、散歩の途中で何もない場所でつまづいたりと

いろいろ、目に見えて衰えていってます。

こんなことなら、飼わなければ良かったとも思います。

飼いたいと言ったのは、母ですが僕も反対しなかったので責任はあります。

 

嫌いじゃないですし、愛しています。

それでも死別は辛いものです。

3年前に父を亡くしました。

その後、父の夢を見て普通に会話しているのに

目が覚めると父がいない現実があって

起きるたびに悲しくなりました。

今はもう慣れましたけど。

また、同じことが繰り返されるのかと思うと

嫌になります。

 

僕は自分が死ぬことはずっと考えてきましたが

周りの人が死ぬことには無頓着だったと思います。

小学生の時に祖父がなくなったときは、良く分からずに泣きました。

でも喪失感から泣いたのではないのです。

ただ、良く分からないことになったので泣いたのです。

祖母が亡くなった時は、まぁそうなるだろうな、と冷めていたのを覚えています。

 

父方の祖父母は他界しましたが

母方の祖父母は健康とは言い難いですが、生きています。

祖母は半身麻痺で施設に入っています。

祖父は認知症です。

最近、施設に長期滞在できるようになって

2週間に一度、帰ってくるだけです。

 

それまでは、デイサービスを利用していました。

夜中に母を何度も起こして、母が寝不足になっていました。

 

母方の祖父からは、戦争にいった話を聞いたことがあります。

母は祖父が酒を飲むたびに聞かされたそうですが

僕はあまり覚えていません。

小学校の宿題で一度詳しく聞いた記憶がありますが

その内容はすっかり忘れてしまいました。

唯一覚えているのは、東南アジアのジャングルで大きな蛇を見たという話です。

 

靖国神社に祀られている人々は英霊として崇められています。

その反面、生き残った祖父は娘に怒鳴られながら生きています。

(夜中に何度も起こされればイラつくのは当然です。

 怒鳴り声で僕も目を覚まします(笑))

そう考えると、靖国神社とは何なのか不思議に思います。

祖父が生きて帰ってきたから、今の僕がいます。

90歳を超えて、認知症ですが元気に生きています。

 

祖母は、会いに行くとすぐに泣いてしまうので

かれこれ数年、見舞いに行っていません。

行こうと思えば行ける距離なのですが、どうも踏ん切りが付きません。

次に会うのは危篤状態か、葬式の時なのでしょうか。

僕の母は、逆なら良かったのにと言います。

祖母は母とよく旅行に行ってました。

行動的な祖母が寝たきりになると、精神的にも参ってしまうのでしょう。

 

犬の話を書いていたのに、人間の話を書いてしまうのは

犬を人間として見なしているからなのでしょう。

安楽死というのはペットでは、行われる場合もあります。

獣医師によっては安楽死はしない、という病院もあります。

 

動物は人間とちがって安楽死の意思を確認できません。

人間でさえ不可能なのだから、動物はなおさらです。

逆に動物だから可能という側面もあります。

 

犬はソファーの上ですやすやと眠り

僕は床に座ってノートパソコンでこの記事を書いています。

犬が上で僕は下という、飼い主としてはダメダメですが

これでもなんとかやってきたので

これからも、少しでも長くこの関係を続けていきたいです。

 

7歳からのシニア犬とのしあわせな暮らし方

7歳からのシニア犬とのしあわせな暮らし方

 

 

老犬の本を買おうと思い、書店でみつけて買いました。

さらっと流し読みしただけです。

じっくりと読もうという気になれません。

理屈の上では、時間がないことは分かってますが

感情面で、どうしても受け入れたくない自分がいるのです。

やっぱり読まなきゃなぁ・・・。