読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

ペンドラゴンの思索

市井の哲学、生きることは考えること

差別が当たり前に存在する社会に私たちは生きている

anond.hatelabo.jp

で、ネットで香典のマナーについて調べてたら上司に「いい年して(アラサー)そんなことも調べないとわからないのかよ」みたいなこと言われたんだよね

 

私が戦っているのは、こういう人。

 

増田とその上司の関係がどれぐらい近いのかは分からない。

親しいからこその粗雑な言葉なのかもしれない。

しかし私が思うに、こういう人は無意識で人を差別する。

残念なことに、こういう人はどこにでもいるということだ。

そういう現実を目の当たりするたびに差別をなくすことが

ほとんど不可能のように思えてくる。

 

違うやり方に切り替えたほうが早いようにも思う。

そう、例えば馬鹿にされてもへこまない精神を持つようにするとか。

そういうアプローチもありだとは思う。

でも、それだけではやはり問題がある。

いくら川下で人を救っても、川上に突き落とす人間がいる限り

溺れる人は一向に減らない。

 

馬鹿にされても平気にする。

それは生きていくためには必要な考えだけれども

傷つく方が悪い、という考えも助長する。

冗談で言ったのに本気で受け取るなよ

そんな言葉で言い訳をされる。

いじめはいじめられる方が悪い

それこそ冗談ではない。

 

誰もが泣かないですむ世界

そんな子供じみた希望を抱いて、私はそのまま死んでいくのかもしれない。

それでも夢を見ずにはいられない。

 

いじめをなくしたい

そのために教育関連の本を読んだ。

でもそれじゃ不十分だった。

それでは社会に出て、人間不信になるだけ。

社会を変えるしかない。

教育だけ変えても無意味、受け入れる会社が必要になってくる。

 

資本主義社会の中で株式会社は利益を追求するのが使命だ。

それでも、利益だけを追えばいいわけじゃない。

利益は存続するための最低限の目標で、会社の目標は別にあっていい。

 

こういう考えを理解できない人はいる。

そういうことは政府がすべきだと考えているからだ。

もちろん、政府がしてくれるなら、こんなことをする必要はない。

政府がしないから、あるいはしなくなる可能性があるから

こういう活動が必要になってくる。

 

イケダハヤト氏が絶対に死なないシェアハウスを作る予定だそうです。

そういうことは生活保護があるから必要ない、とコメントがありました。

そういうコメントが出てくるのは当然だと思います。

私も貧困について考えるまで、生活保護の実態を知りませんでした。

困ったら政府が助けてくれると、そう思っていました。

まさか、そのまま見捨てられるなんて、思わないでしょ。

でも、そういう国なんです。

 

生活保護受給者に対する視線は冷たいです。

行政もそうですが、周りの目もそう。

 

政府に頼っていては、いつ見捨てられるか分かりません。

社会福祉を民間で補わないといけないと思います。

しかし、社会福祉が民間で補えることが分かると

政府はよけいに社会福祉予算をカットする可能性もあります。

それでも、弱者を見捨てる政治家に頼るより

自分たちの力で生き残る道を模索した方がずっとマシです。

 

とは言え、民間でも限度があります。

病気の人、働けない人は行政に頼るべきです。

民間で救えるのは、今までのやり方ではうまく行かなった人達です。

環境さえ整えれば働ける人のために、その環境を作ることはできます。

 

民間と行政が連携できれば、それが一番いいと思います。

保守過激派がいくら弱者を切り捨てよ、と言っても

政治家は選挙に当選しなければいけません。

表向きに弱者切り捨ては言えません。

そんなことをすれば、小池百合子氏のように自民党所属から

反自民が出てしまう可能性もあります。

 

緩やかに弱者切り捨てに向かうのだろうと思います。

弱者切り捨ては経済的な問題というより、思想の問題だと思います。

だから、経済が回復しても弱者切り捨ての意見は減らないと思います。

 

安全圏にいる人には、生活保護はただの怠けに見えるのだから。

 

生活保護から考える (岩波新書)

生活保護から考える (岩波新書)