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ペンドラゴンの思索

市井の哲学、生きることは考えること

嫉妬は正義に変わる 他人の幸福を許せない人々

生活保護から考えるという本をパラパラと読んでいて

興味深い文章があった。

買ったはいいけど読んでないので、読んでみようと思う。

 

孫引きになるけど、引用します。

シベリア抑留を経験した詩人、石原吉朗はシベリア強制収容所(ラーゲリ)の中で日本人たちが鋼索を研いで針を作り、それを密売してパンと交換していたことを記録しています。しかし、針の密売が広がるにつれて、内部からソ連側への密告が相次いだと言います。

石原は「弱者の正義」という文章の中で以下のように指摘します。

「針一本にかかる生存の有利、不利にたいする囚人の直感はおそろしいまでに正確である。彼は自分の不利をかこつよりも、躊躇なく隣人の優位の告発をえらぶ。それは、自分の生きのびる条件をいささかも変えることがないにせよ、隣人があきらかに有利な条件を手にすることを、彼はゆるさないのである」

石原はこうした状況下では嫉妬は「正義の感情に近いものに転化する」と言います。

P199

 

blog.livedoor.jp

 

日本人はただ乗りを許さない人が多いらしい。

もちろん国民性を比較するのは容易ではないし

もしかしたら、その時の経済の良しあしで結果は変わるかも知れない。

1980年代のバブル期だったら、違う結果かも???

 

上記の記事を読んでいて

win-winの日本語訳がないと書かれていた。

なるほど。

痛み分けはlose-loseだな。

 

私を犯した奴に、不幸になってほしいとは思わない。

原田正治氏が似た発言をしてますね"殺人事件の被害者遺族になった時平地から崖下へ突き落された気がした。人は加害者も同じ崖下に放り込んでやるから満足しろと言うが、私は崖上に引き上げて欲しかった"

2016/12/24 23:13

b.hatena.ne.jp

 

違うって言えば違うけど、これを連想した。

痛み分け。

 

犯罪者が更生するのは許されないよ。

有利な条件を手にするのを許すはずがない。

 

あと生活保護も許されないと思う。

犯罪者のあとに生活保護を並べるのはおかしいけれど

生活保護受給者に対しても

親の仇のように怒り狂う人がいる。

その中に自身も生活保護を受けたほうがいいような人もいるらしい。

 

嫉妬は正義に変わる。

 

「ドロドロした嫉妬」がスーッと消える本

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