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ペンドラゴンの思索

市井の哲学、生きることは考えること

ニュースは必要ない

 

ニュースをみるとバカになる10の理由

ニュースをみるとバカになる10の理由

 

 

実に素晴らしい本である。

しかし、私は全部を通して読んではいない。

目次を見て、興味を惹かれた部分だけ読む。

 

できるだけ本は読まないように

この方法を知ったときは、目から鱗だった。

 

〈あっさり型読書〉とは具体的にどうすることを言うのか。本の目次、まえがき、あとがき等に目を通し、関心のあるところを中心にとばし読みして、この本にはどんなことが書いてありそうかというインデックスを頭の中に作成する。

 

この作業を繰り返していると、各本の内容を詳細に把握していなくても、本と本との関係までもが見えてくるようになる。このことについて、「背表紙を眺めているだけでも、だんだんと内容がわかってくるのだよ」と学生に話すと、当惑を通り越して、怪しげな人だと不気味がられてしまうことになる。

 

さて、前述の書籍について。

著者はニュースは物事の本質について語らないという。

 

哲学や宗教の問題、科学や社会の価値観の問題など

ほうんとうに論じるべきテーマを避けてきた。

ニュースがこれらを避けるのは、こうした問題を論じたら、

読者が明日の新聞を買ってくれなくなるからである。

 

ニュースが私たちを注意欠陥症にするのならば、ニュースの対極には何があるのだろう。それは「瞑想(メディテーション)」ではないだろうか。ある朝、新聞をめくってみると、真っ白な紙面に、たったひとつの言葉が印刷されていたとする。例えば次のような言葉が。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

               魅了

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

                 

どうでしょうか。

情報弱者という言葉が使われる現在。

本当にそのニュースは必要なのでしょうか。

朝の慌ただしい15分間を、一つの言葉について考えを巡らせる方が

余程、有意義に過ごせそうです。