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ペンドラゴンの思索

市井の哲学、生きることは考えること

勉強してないと不安になる症候群

www.human-health-web.com

 

勉強が嫌いだった。

学生の頃は本当に勉強が嫌いだった。

恐らく、勉強しても無意味だと思っていたからだろう。

何の役に立つか分からない、という意味ではない。

勉強しても、自分のためになると思えなかったから。

幸福な未来が描けなかったから。

だから、勉強できなかった。

 

たぶん、心が弱っているんだと思う。

どこかで大きなショックを受けたわけではなく

少しずつじわじわと弱っていたんだと思う。

テレビのニュースで取り上げられるような

酷いいじめはなかった。

それでも、毎日毎日からかわれ続けたら

どうしても他人を信用できなくなるし

将来、いいことがあると思えなくなる。

 

いじめられてもそれをバネに努力できる人が不思議だった。

生まれつき脳の違いがあるのだろうか。

それとも家庭環境?

なぜ私は努力することを諦めたのか。

なぜ、努力できる人がいるのか。

今も分からないまま。

 

そんなことはどうでもいいんだ。

最近、妙に勉強しなければならないような気がしてきた。

勉強がしたい訳じゃない。

なぜか不安なのだ。

勉強とは楽しくあるものだと思う。

不安から逃れるためにするは間違っている。

 

そこで検索してみると、上記のサイトを見つけた。

20代、30代、"勉強してないと不安になる"症候群! ヒューマンヘルスサポート本部「高宮日記159」 ヒューマンヘルスサポート 本部(高宮)ブログ ヒューマンヘルスサポート ~心と身体のヘルスケア、ストレスケア

「大人の世界史」「大人の数学」・・・・・

大人向けの教科書が、ズラリとならんで書店に売ってあるという

購買層は20~30代。インタビューで、彼らは、

「何かしてないと不安」

「手に職持ってないと食いっぱぐれる、っていうか、・・・」

「今の自分でいいのか、とかいう不安で、

勉強していたい・・」

 

そうだ、と言い切れるほど同じ気持ちではないが

何か焦りがある。

知らないことで馬鹿にされるような気がする。

一体何に怯えているのかは分からないけれど。

 

『勉強していないと不安症候群』: しぶろぐ~♪

やり直し教科書の需要が高いということは、育った時代背景に関わらず、単に、やるべきときにやらなかった、あのときやっていたら・・・、という、ある意味、後悔の表れなのでは?あるいは、もっと学校で教えてくれていたら・・・、みたいなのもあるかもしれないですね。

 

知的好奇心から学ぶのはいい。けど、後悔や劣等感から学んでも

その憂鬱な気持ちは晴れることはない。

もっと別のアプローチをしないといけない。

 

池上彰の番組はなぜ人気なのか調べてみた。

池上彰の人格の説明ばかりで、ニュース解説の需要の話はなかった。

そこでポスト池上彰と言われた林修について調べてみた。

 

池上彰【慶應卒】と林修【東大卒】てどちらのほうが物知りなんですか? ... - Yahoo!知恵袋

何というか、比べること自体無駄というか失礼というか。

こういう不毛な競争は好きじゃないです。

ゆとり教育平等主義は悪いと言われています。

社会は競争なのだから、小さいうちから競争すべきだと。

 

しかし、行き過ぎた競争は弊害を生みます。

勤めている会社の規模や知名度で、人格が測れるわけではありません。

年収が上なら人間として上ということでもありません。

旦那の職位で主婦の間で序列が決まるなんて、馬鹿げています。

 

人を見下したい、馬鹿にしたいという欲望が社会に渦巻いていいるように思います。

この不安から逃れる方法は、同じ土俵で闘わないこと。

さっさと勝負から降りればいいんです。

いばや通信の坂爪さんみたいな生き方は、決して偏差値で測れません。

そんな生き方があってもいいじゃないですか。

いばや通信

 

おぎ・もぎ対談 「個」育て論

おぎ・もぎ対談 「個」育て論

 

 

今、この本を読んでいます。

偏差値はいじめだと書かれています。

やたらとスティーブジョブズが持ち上げられているので

そこは疑いたくもなりますが、全体的に同意です。

子どもを管理し個性を潰している今の教育を批判しています。

 

アドラー心理学入門という本にこんな逸話が出てきます。

プロクルステスという伝説上の盗賊の話です。

彼は捕まえてきた旅人をベッドに寝かせ

ベッドより大きければはみ出た部分を切り落とし

短ければ引き伸ばしたと言われています。

所謂、拷問ですね。

社会制度が個人のためにあるのであって、その逆ではない。

(子どもの教育 38~39頁)

 

アドラー心理学では共同体感覚という言葉が出てきます。

これは簡単に言えば他人を思いやる気持ちのことです。

しかし、これは他人に強制してはいけないのです。

貢献や信頼を強制することはファシズム以外の何ものでもない

 

これは著者の岸見一郎氏の考えですが、本当にその通りだと思います。

 

アドラー心理学入門―よりよい人間関係のために (ベスト新書)

アドラー心理学入門―よりよい人間関係のために (ベスト新書)

 

 

ここまで書いて、何だか気持ちがすっきりしました。

ブログに書くことは心の整理になるんですね。

なんというか、ブログをやっていて良かったと思います。

知識の整理も出来たので、一石二鳥です。