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ペンドラゴンの思索

市井の哲学、生きることは考えること

安楽死のできる国

さて、この本を読むのは2度めだ。

大学の書店で見つけて(たぶん)読んだ。

大型書店ではちょっと見つけられないだろう。

(本が多すぎて探しきれないだろう)

小さな本屋で良かった。

読んでいてこんなにも難しかったのかと思わされた。

数年前の自分は本当にこの本を理解していたのか疑問である。

私はこの本の内容をほとんど覚えていなかった。

まったく、安楽死に興味がある人間とは思えない。

この本に登場する患者は身体的あるいは精神的苦痛による

尊厳死安楽死を求める人達だ。

しかし、健康で働けるけど死ぬ、という人はいない。

そういう人達の自殺、安楽死は反対されている。

日本にある尊厳死協会はその名の通り安楽死ではない。

痴呆や寝たきりだけど元気な人は死ねない国が日本である。

だから、ネットで求められている安楽死はオランダでもアメリカでも

法律で認められていないのである。

もし何年か先に、何十年か先に精神的苦痛による積極的安楽死が認められても

それは恐らく、精神病、うつ病の類に限定されるだろう。

発達障害やその他の健常者と見分けがつきにくい障害や

寝たきりの人が安らかに死ぬには

自殺するしかないのでは、ないだろうか?

安らかに死ぬ、死を自ら選ぶ

その権利を所有することは悪いことなのだろうか

 

 

安楽死のできる国 (新潮新書)

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