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ペンドラゴンの思索

市井の哲学、生きることは考えること

権力争いをせずに、競争から降りること

他人の怒りに触れると、こちらまで心が乱されるのが良くない。これは権力争いをしようとしているから。自分が正しい、お前は間違っていると相手を正そう、コントロールしようという考えがあるから。自分が正しいなら、それで終わりのはず。他人は他人。放っておけば良いのに、冷静になれていない。勝つことによって自分の力を示そうとしている。それは自分に自信がないから。

 

千羽鶴について。千羽鶴がいらないという意見がある。災害直後は本当に必要なものだけを受けれたい。いらないと言われて怒る人がいる。その怒る人を見て馬鹿と言う人がいる。まず最初に、私が*1彼らに対して、何も出来ないこと、何もすべきでないことを理解する。勝手に怒っても、どうにもならない。私憤と公憤というものがあるが、これは社会への憤りというより、相手を制圧したいだけの私憤なんだと思う。

 

送るべきでないリストを公表して、多くの人に知らせる必要がある。いらないものリストと称して送った人を貶すのは、いかがなものか。広く伝えることが目的ではなく、送った人間を罵倒することが目的になっている。また、送ってしまった人は素直に誤りを認めることが大切だと思う。謝罪の言葉を述べることは、負けを認めることではない。そもそもからして、争う必要もないので勝ち負けも存在しない。

 

千羽鶴を拒絶されたことに怒る人は、承認欲求がある。他人に認められたい褒められたいという願望がある。故に、その願いが叶わなかったから、怒りを持ち出した。もちろん彼らを非難している人も自分の力を誇示したいがために、彼らを馬鹿と罵っている。自分に自信があれば、わざわざ闘う必要はなくなる。

 

共同体感覚。被災者を自分の仲間見なし、彼らのために何かをすること。これは他者貢献である。そして、信用ではなく信頼すること。信頼とは無条件で相手にすべてを委ねること。例え相手が拒絶しても怒ったりしないこと。もっと言えば裏切ったとしても、それでも信頼し続けること。信頼することは、目的ではなく手段である。横の関係を築くための。

 

横の関係。仲間であると思うこと。縦の関係は優劣をつけること。会社で職責や職位の違いはあっても人間的には平等。例えこどもであっても、平等である。大人扱いするのではなく一人の人間として、向き合う。競争をしない、存在に価値があるとはそういうことだ。誰であっても生きているだけで価値がある。仕事の能力は人間の価値とは無関係。

 

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ホットエントリーへの憎悪

 

嫌われる勇気―――自己啓発の源流「アドラー」の教え

この記事は再読した直後に書きました。

ホットエントリーを題材にして、アドラー心理学を解説しました。

恐らく知らない人には良く分からない内容だと思います。

僕自身も、読み返しながら書いたので

まだまだ自分のものにはなってないようです。

*1:そう言えば、このブログで1人称を「私」って使ってないな。「僕」を使っているブログばかり見てたからそれに感化されたのかも。